海外に行って学び、ゆくゆくは世界をまたにかける人間になりたい夢を持っている若いあなたに、少しお伝えしたいこと。偉そうに感じたらごめんなさい。
柔軟な精神力を養ってください。剛健な精神より、柔軟でしなやかな方が望ましいです。橋はあえて揺れるように作られていますね。心も同じです。柔らかい方が、実は強いんです。何度も揺さぶられても、もとに戻れるようになりましょう。
外国にはわたしたち日本人には知り得ない文化があります。土地土地でちがいがありますから、いくら事前に調べてはいても、結局現地で知ることもおおいはず。
一般的なカルチャーショックをはじめ、勉強、食事、生活習慣、人、ホストファミリー、治安など、どこに問題が生じるかわかりません。
生まれ育った場所とは全く違うのです。都会だからなんでも手に入るから大丈夫、とかじゃないです。
すぐに解決できることも、我慢するしかないことも、じわじわと攻められてくることもあります。精神的にですよ。それに、じぶんが合わせていくんです。
語学留学を経てから、現地のコミュニティカレッジに進む予定の知り合いが何人もいましたが、予定通り進学した人と挫折して帰国した人がいます。
その違いは、学力、語学力だけではありません。現地にうまく馴染めたかどうかだとおもいます。
語学留学だけならあまり心配ないかもしれません。語学学校は基本的に現地とは違う世界なので。言葉があまりできなくても、助けてもらえますし。街に出るときは、まるで観光客とかわりませんから。
語学学校から現地の学校に移ってからが、正念場です。ネイティブの話す会話のスピードやスラング、はじめてのアメリカ人のクラスメイト。想像以上のストレスに晒されると思います。
がんばれますか?
乗り越える精神力を今からつくりあげてくださいね。
体と心はふかーく繋がっています。
どちらかが疲れてしまうとどっちもやられてしまいます。
わたしは語学留学しかしていませんので、実際にコミュニティカレッジに進んだ友人との話を交えて書いてみました。時間もお金もかけていく海外留学ですから、実りの多いものとなりますよう、厳しめのことをかきました。